ミッション2 無駄光りの多い家 |
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↑リビングと台所が隣合わせの場所↑ |
↑来客用の押しボタン↑ |
おしらせらんぷは来客の知らせをインターホンのチャイム音を拾う事により作動させるが、インターホンが生活音が激しく発生する場所にあり、起居動作の度らんぷが反応してしまう。例えば、食事の時にいすに腰掛ける時の音、冷凍庫の氷を取る時の音、二匹の猫がじゃれあい遊ぶ時の音、等々さまざまな音をセンサーが拾う都度にらんぷが反応し、本当の来客かどうか判らない。この解決は通常センサーの感度を悪くし、インターホンの音量を上げる方法が取られるが、インターホンの音量が固定されていて不可能であった。 |
解決策
当初はおしらせらんぷに同梱されている押しボタン式のリモコンを使おうと思ったが、その制御の為の回路が複雑になった為に配線ミスの為か思うように動かずに失敗した。
その教訓からより多くの聴覚障害者のサポートの為と製作時間の削減の意味から簡単に製作出来て確実に動作し、来客の押しボタン以外でも応用出来る高い汎用性を確保する為に音センサーに直接繋がっている商用電源をON、OFFさせるようにした。
●回路図はこちら
- 来客ボタンが押されると一定時間発光ダイオードが光るので、ダイオードを外し、その出力を利用する。
- 取り出した出力をフォトカプラに繋げる。
- フォトカプラの動作に応じて電流が流れるのでそれをスイッチングトランジスタに繋げる。
- スイッチングトランジスタとメカニカルリレーを繋げ、商用電源のスイッチをON、OFFさせる。
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↑インターホンの中身↑ |
↑発光ダイオードの出力を取り出す↑ |
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↑発光ダイオードからの出力↑ |
基盤に装着する前にブレッド盤にて実験 |
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↑ケースの加工↑ |
↑基盤に部品を半田づけ装着↑ |
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↑ケースに埋め込み↑ |
↑完成↑ |
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↑設置状況↑ |
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●部品 |
半導体類 |
トランジスタ(2SC1815) 3つ |
フォトカプラ(PC816) 1つ |
発光ダイオード 同型異色 各1つ |
整流ダイオード 1A用 1つ |
5Vレギュレータ(7805)1つ |
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コンデンサ、抵抗 |
1μF 電解コンデンサ 2つ |
47kΩ 1つ |
1kΩ 1つ |
その他 |
5V用メカニカルリレー 1つ |
イヤホンジャック 2つ |
イヤホンプラグ 2つ |
1芯シールド線 1.5メートル |
DCジャック 1つ |
DCプラグ 1つ |
AC用端子 2つ |
ヒューズボックス 1つ |
ヒューズ 0.2A 1つ |
コンセント 1つ |
ユニバーサル基盤 1つ |
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合計 2500円程度 |
製作の難易度 |
素人には難しい |
製作の為の
予備知識 |
トランジスタの特性やデバイスの知識が必要 |
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今後の課題
より多くのろう家庭のさまざまな要求に対応し、且つ製作をさらに容易にする為にPICを用いた回路の試作に取り掛かりたい。 |
設計、製作、ぶす犬くーちゃん |