放送大学について

 放送大学は正規の通信制4年生大学です。各都道府県に一つの学習センターがあり、当地熊本には崇城大学内に設置されています。受講方法はパーフェクTVの受信、(関東圏は地上波放送も行われています)、学習センターでのビデオ、カセットの聴取によって行います。この放送大学は入学は非常に簡単であり、入学試験も無いのですが、その代わり卒業までがかなり厳しいものがあります。まず、学習は通常の大学では目の前に教師か居る為、判らない所は即座に質問ができ、それによって復習を中心に行う事が出来るのに対して、放送大学は受講があくまでも放送なので、即座の質問は当然不可能であり、その為予習が中心となります。ですので、学習計画を自ら立て、予め聴取する放送授業の内容を把握する必要があります。試験も多岐選択式であり、マークシートである為シビアにスコアーが出てしまい、教師の手加減によるいわゆる「下駄履かせ」も望めません。また、放送大学は正規の大学である以上卒業したら大学卒業扱いになるのですが、授業料も非常に安く卒業目的と言うよりも、定年後の活力源としての興味のある分野のレベルアップや教養を高める目的で入学してくる人も多くいます。この様に放送大学の年齢層の幅は通常の大学では考えられない程広く、ありとあらゆる人が数多く学んでいます。

 放送大学はありとあらゆる人が多く学んでいる為でしょう。設置学部は教養学部としてありとあらゆる分野の勉強が出来るようになっています。その中でも一般科目と外国語科目だけは専攻に関わり無く選択する必要があります。そして、自分の興味ある分野を深く勉強するために専攻分野を履修するシステムです。

 卒業までには最低124単位取得する必要があるのですが、124単位の内、一般科目と外国語科目合せて最低36単位、また、専攻科目から最低64単位を取得する必要があります。その内、一般、専攻それそれ面接授業があり、いづれか最低20単位必要です。ですので知識を広める為に広く浅くならば、専攻科目を64単位にとどめ、一般科目で60単位取得する方法もありますし、ある種の目的の為、狭くてもより深く習得する為には、一般科目を36単位にとどめ、専攻科目を88単位取得する方法もあります。

放送大学単位取得計画計算プログラム

放送大学のホームページへGO

http://www.ookawa.com